熱中症を予防するためには、適切な水分補給が必要ですが、水だけでは物足りないと感じることもありますよね。
そこでおすすめなのが、水分やミネラルを豊富に含む果物です。
果物には、カリウムやクエン酸などの成分が含まれており、水分や塩分の補給やエネルギー代謝の促進に効果的です。
また、酸っぱい味が食欲を増進させたり、疲労回復にも役立ちます。
この記事では、熱中症予防におすすめの果物6選を紹介します。
熱中症予防におすすめの果物6選
熱中症予防におすすめの果物は以下の通りです。
1. スイカ
スイカは、果物の中でも水分が多く、約90%以上が水分です⁴。そのため、夏バテ・熱中症対策に最適な果物と言えます。スイカにはカリウムやクエン酸も含まれており、水分や塩分の補給やエネルギー代謝の促進に効果的です⁶。また、スイカはビタミンCやリコピンなどの抗酸化成分も豊富で、紫外線ダメージから肌を守ってくれます⁴。
スイカはそのまま食べるだけでなく、ジュースやスムージーにして飲んだり、サラダやデザートにして食べたりすることもできます。冷蔵庫で冷やしておいて、暑い日にさっぱりとした味わいを楽しみましょう。
2. バナナ
バナナは、カリウムを多く含む果物です。カリウムは細胞内の水分量を調節する働きがあり、汗で失われた水分や塩分を補給することで、熱中症を予防できます²⁵。また、バナナはブドウ糖や果糖などの糖質が含まれており、即効性と持久力をあわせもったエネルギー源となります²。ビタミンB1やマグネシウムなどの成分も含まれており、疲労回復にも役立ちます⁵。
バナナは手軽に食べられるので、朝食やおやつにおすすめです。また、ヨーグルトや牛乳と一緒に食べたり、スムージーにしたりすると、さらに栄養価が高まります。
3. レモン
レモンは、クエン酸を多く含む果物です。クエン酸は、腸でミネラルの吸収を促進する働きがあり、水分や塩分の補給に効果的です³⁶。また、クエン酸はエネルギー代謝を助ける働きもあり、疲労回復にも役立ちます³。レモンにはビタミンCも豊富で、免疫力の向上やコラーゲンの生成にも必要な成分です⁶。
レモンはそのまま食べるのは酸っぱすぎるので、水や炭酸水に絞って飲んだり、サラダやお肉料理にかけたりするとよいでしょう。レモンの香りはリフレッシュ効果もあります。
4. メロン
メロンは、糖質が多く、食物繊維が少ないので、胃腸に負担が少なく栄養補給ができる果物です²。メロンにはカリウムやクエン酸のほか、GABAやビタミンCなどの成分も含まれており、ストレスへの抵抗力をつけるために役立ちます²⁶。
メロンはそのまま食べると甘くておいしいですが、牛乳やアイスクリームと一緒に食べたり、ジュースやスムージーにしたりするとさらに美味しくなります。冷蔵庫で冷やしておいて、暑い日に甘いメロンを楽しみましょう。
5. 桃
桃は、クエン酸を含む果物です。クエン酸は水分や塩分の補給やエネルギー代謝の促進に効果的です³⁶。また、桃にはマグネシウムや鉄などのミネラルも含まれており、疲労回復によいとされます²⁶。桃はみずみずしい果汁となめらかな果肉が食欲低下時でも食べやすいです。
桃はそのまま食べると甘くてジューシーですが、皮をむいてカットして冷凍しておくとアイスキャンディーのように食べられます。また、サラダやデザートにして食べたり、ジュースやスムージーにしたりすることもできます。
6. パイナップル
パイナップルは、たんぱく質分解酵素「ブロメライン」が含まれる果物です。肉質をやわらかくしてくれます。
また、消化も助けてくれることから、夏の暑さでお疲れ気味の胃腸におすすめの果物です。
パイナップルにはカリウムやクエン酸のほか、ビタミンCやマンガンなどの成分も含まれており、免疫力の向上や骨の健康にも必要な成分です。
パイナップルはお肉料理と相性がよいので、カレーやチキン料理に入れたり、ハムと一緒に食べたりするとよいでしょう。また、サラダやデザートにして食べたり、ジュースやスムージーにしたりすることもできます。
まとめ
暑い日が続くときは、水だけではなく、水分やミネラルを豊富に含む果物を食べてみましょう。
カリウムやクエン酸などの成分が豊富に含まれており、熱中症予防や疲労回復に効果的です。
熱中症予防におすすめの果物は、スイカ、バナナ、レモン、メロン、桃、パイナップルです。
それぞれ特徴や栄養素が異なるので、好みや体調に合わせて選んでください。
また、そのまま食べるだけでなく、ジュースやスムージーにしたり、サラダやデザートにしたりするとさらに美味しくなります。
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