お盆、それは私たちの御先祖様を偲ぶ大切な時間です。その際に欠かせないのが、お供え物ですが、その意味を具体的に考えたことはありますか?
そこで今回は、お供え物の意味とお盆のマナーについて詳しく解説します!
お盆のお供え物は亡くなった御先祖様に感謝の気持ちを込めて贈るもの
まず、お供え物には、故人への敬意や感謝の気持ちを示す重要な意味があります。食事や果物、菓子など、私たちが普段生活している中で享受するものを供えることで、生きている我々の日々の幸せを故人と分かち合い、そして故人の精神を慰めるという意味があります。
また、お供え物は御先祖様への感謝の気持ちを具体的に表す方法の一つです。我々が今日ここに存在し、生活しているのは、先祖たちが築き上げてきた成果によるものです。そのため、お供え物は、我々が先祖たちに対して抱く尊敬や感謝の気持ちを表現するものと言えるでしょう。
その中でも御先祖様が好きだったものをお供えするのも喜んでいただけると思います。私も、幼いころから両親によく言われていました。
これは絶対にダメ!お盆のお供えマナーとは
次に、お盆のお供え物には一定のマナーがあります。まず、清潔な物を供えることが基本です。これは、御先祖様に対する敬意を示すため、そしてお供え物自体が神聖なものと考えられているからです。また、食べ物は新鮮なものを選ぶべきで、特に生ものは、供えた後で速やかに食べることが大切です。
また、お供え物の種類についても注意が必要です。一般的には、果物や野菜、お酒、お茶などが供えられますが、これらは季節のものを選ぶと良いでしょう。しかし、一部地域では、塩辛い食べ物や刺身、生肉等は供えないという習わしもありますので、地域の風習を理解しておくことが大切です。
お盆のお供物の基本は5つ
一般的に、五供(ごく)と言われているお供え物の基本を簡単に紹介します。
灯燭・・ロウソク
花・・・故人の好きな花など(昔は香りのきついもの、トゲのあるものはNGだったが今の時代はこだわりがなくなってきている)
浄水・・水(水道水でも可)
飮食・・食べ物(地域によりしきたりがあるか確認しましょう、基本的には日常で食べているものです)
の5つです。 盆棚、精霊棚と呼ばれる棚をつくり、それらを飾りつけます。
知っていますか?お盆後に京都市内の夏の風物詩とは?
これを見ると京都の夏だなぁと思う物。
みなさんご存知、お盆のお供物回収ボックスです。 pic.twitter.com/Yc1St42bph— 砂味 (@sunaaji) August 17, 2022
京都にはお盆の後17日に一斉に回収される「お供物入れ」となるBOXが用意されるようです。
気になる行き先や処理方法ですが、普通の生ゴミとして処理されます^^
お精霊さんの風習の現代版だそうです♪

この箱を見つける度にお盆がきたーと感じる風習ですね!
SNSなどで見つけた素敵なお供物
松江で揃えたお盆のお供物
水浅葱のコピーペーパーでホオズキ人形を作りましたすっと清涼感のあるお抹茶
中村茶舗 抹茶 一の白#木漏れ日のお茶会 #茶好連
#ほおずき #鬼灯 #松江
#おうち茶屋 #お盆 pic.twitter.com/CDsU8MXeli— さいぷれス🌸。·͜·。 (@cypress1582) July 14, 2022
これ、なにげにうまくて好きなんだけどさ、お盆のお供物なので、この時期にしか売ってない ^^; いま食うしかない! ^^; pic.twitter.com/JhYvkaRB6T
— iwata kenichi (@kenic) August 13, 2020
おはようございます😃
お盆のお供物
🍉なんですがデカイ😆
しかも🍉に見えない外観😅 pic.twitter.com/TTdqhh9p9G— こーじ (@snoopy0410u) August 14, 2020
まとめ
お盆のお供え物は、私たちが御先祖様に感謝の気持ちを表現するための大切なツールです。それはただ単に物を供えるだけでなく、我々の心の中にある尊敬や感謝の気持ちを形にしたものと言えます。そのため、お供え物を選ぶ際には、その意味をしっかりと理解した上で、敬意と感謝の心を込めて選びましょう。
また、お供え物には一定のマナーがあります。それは清潔で新鮮なものを供えること、そして地域の風習に合わせて選ぶことなどが含まれます。これらのマナーを理解し、実践することで、我々の心の中の感謝の気持ちが、より一層御先祖様へと伝わることでしょう。
お盆は、我々が日々の生活の中で忘れがちな感謝の気持ちを思い出す機会でもあります。ぜひ、この記事を参考に、敬意と感謝の心を込めたお供え物を選んで、御先祖様への感謝の気持ちを表現してみてください。
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