食中毒。
夏になると気をつけなければいけない症状です。
食中毒の原因はズバリ、細菌とウイルス。
それにかからないための対策は、3つあります。
洗う、増加させない、退治する。
これが基本となりますが、この3つができなくて食中毒になり苦しむ方が多いのが現状です。
ではこれらの対策は具体的にどのようにするのか、詳しくお伝えしていきます。
食中毒とは?
食中毒(しょくちゅうどく)とは、病原微生物やその代謝産物、有毒有害な化学物質等の毒素を含む飲食物をヒトが口から摂取した結果として起こる疾病(中毒)の総称である[1]。その症状は下痢や嘔吐、発熱などに代表される[2]。引用元:Wikipedia
食中毒には数多くの原因菌がありますがその中の代表的なものといえば
ノロウイルス、カンピロバクター、サルモネラ属菌
になります。
2006年度はこの3種類の菌が食中毒の8割を占めました。
食中毒の種類は?
細菌性食中毒
食品が病原性細菌によって汚染され、それを摂取することで感染が起こります。
代表的な細菌性食中毒としては、以下のものがあります。
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- サルモネラ感染症
- シガトキシン産生性大腸菌感染症(主にO157:H7型)
- カンピロバクター感染症
- リステリア感染症
- ストレプトコックス感染症(A群溶血性連鎖球菌)
ウイルス性食中毒
食品がウイルスによって汚染され、それを摂取することで感染が広がります。
主なウイルス性食中毒としては、以下のものがあります。
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- ノロウイルス感染症
- ロタウイルス感染症
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寄生虫性食中毒
食品が寄生虫の卵やシストによって汚染され、それを摂取することで感染が起こります。
代表的な寄生虫性食中毒としては、以下のものがあります。
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- トキソプラズマ症
- クリプトスポリジウム症
- アニサキス症
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毒素性食中毒
食品中に存在する毒素が摂取されることで中毒が引き起こされます。
代表的な毒素性食中毒としては、以下のものがあります。
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- ボツリヌス菌中毒
- ステーフィロコックス中毒
- クロストリジウム・パーフリンジェンス中毒
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これらは一般的な食中毒の種類の一部ですが、他にもさまざまな原因や病原体による食中毒が存在する可能性があります。
食中毒は気温が上がる「夏」に特に気をつけよう!
食中毒を防ぐためには、食品を適切な温度で保管および調理する必要があります。
以下に、一般的な食品の温度管理に関する基準を集めてみました^ ^
冷蔵温度: 冷蔵温度は、0度から4度の範囲が適切
生肉、魚介類、乳製品、調理済みの食品など、冷蔵が必要な食品はこれに該当しますので、これらの食品は、冷蔵庫で保管するか、冷蔵ショーケースに入れておく必要があります。
凍結温度: 凍結温度は、マイナス18度(摂氏)以下
凍結は、食品の保存期間を延ばし、微生物の成長を防ぐために重要です。
冷凍肉、冷凍野菜、アイスクリームなどは、凍結温度で保管する必要があります。
調理温度: 食品を適切に調理することも重要
異なる食材に対して適切な内部温度を確保する必要があります。
以下は一般的な例です。
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- 鶏肉や魚: 内部温度が摂氏75度以上であることが推奨されます。
- 牛肉や豚肉: 内部温度が摂氏70度以上であることが推奨されます。
- ハンバーガーや挽肉: 内部温度が摂氏71度以上であることが推奨されます。
これらは一般的な基準ですが、特定の食品や地域によって異なる場合もあります。食品を安全に扱うためには、公衆衛生のガイドラインや専門家のアドバイスに従うことが重要です。

これらのことから夏は冬より食中毒の確率が上がるため、食品の扱いに注意する必要があります。
冒頭でお話した主な原因のうちの1つ、細菌は目に見えていない生物です。
栄養があれば自分で成長し、増殖しますので
見えないけど時間の経過とともに細菌が増えているという
基本的な認識を持つことが食中毒の予防につながります!
食中毒予防はどうしたらいいのか
食中毒の原因は悪い菌です。
ウイルスは皆さんが知っている風邪やインフルエンザの菌。
こちらも目に見えないウイルスです。
これらを予防するにはどのような策があるのかでしょうか。
1つ目の対策は『洗うこと』
清潔保持が大切。
手洗いうがいはもちろん、衛生的な保管も大切になります。
食品を購入する時に賞味期限を確認することも大切です。
帰宅したらすぐ冷蔵庫に入れましょう。

夏は外で立ち話も短めに終わらせれるよう工夫もしないとですね汗
うっかり長くなっちゃいますよね。笑
2つ目の対策は『適切な調理』
タオルは清潔なものに交換し、野菜はしっかり洗い、
生肉を切ったまな板は都度洗うことが予防にもつながります。
3つ目の対策は『退治すること』
加熱は十分にし、電子レンジを使うときは裏表ひっくり返し、加熱し残しがないように確認することが大切です。
電子レンジを使い、甘い加熱で食中毒になることも多いため、要注意。
更に予防するために、食事の前は手を洗うこと、長時間温室に放置しない、お皿はちゃんと洗ったものを使う。
この3点セットも忘れずに行うことも予防の一部です。
また、残った食品はサランラップをして清潔な容器に保存して冷蔵庫に入れるまで忘れず。
まとめ
洗う、増加させない、退治する。
これらを意識していれば、食中毒は予防できます。
しかし、場合によっては発症してしまうかもしれませんが、そのときはいち早く病院に行くことをおすすめします。
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