東京の中心を円形に走る山手線は、
通常の上りや下りの区分ではなく、
外回りと内回りという言葉を使って
区別されます。
この方式は初めて聞くと
少し分かりにくいかもしれません。
駅について、
「外回りと内回り、
どっちを選べばいいんだろう?」
と迷う人も少なくありません。
そんな迷いを解消するために、
山手線の外回りと内回りについて
ここで詳しく説明しましょう。
山手線の進行方向: 外回りと内回りの判別方法
では、山手線を利用する際に、
外回りと内回りはどうやって
選べばいいのでしょうか?
外回りと内回りの違いを
初めての人にも分かりやすく説明します。
山手線の線路図って?
山手線は完全な環状線なので、
線路図は円形です。
線路が右回りか左回りかはすぐに分かりますが、
外回りと内回りの区別は少し理解しにくいですね。
外側と内側で二重になっており、
外側を走る列車が外回り、
内側を走る列車が内回りとされています。
外回りの進行方向は?
時計回りに進む列車です。
山手線内回りと外回りの図 pic.twitter.com/yxu7geoYqn
— kow_matsuura (@kow_matsuura) June 24, 2018
内回りの進行方向は?
反時計回りに進む列車を指します。
山手線内回りと外回りの図 pic.twitter.com/yxu7geoYqn
— kow_matsuura (@kow_matsuura) June 24, 2018
時計の針で覚える方法
出発地と目的地を決めた上で、
時計の針の動きを基に
最短ルートを選ぶ方法です。
例えば、池袋から新宿へ向かう場合、
反時計回りである内回りを選択します。
反対に、新宿から池袋に戻る際には、
時計回りである外回りが適切です。
このテクニックは日々の通勤や通学、
さらには休日のお出かけにも活用できます。
日本の左側通行ルールを利用する
日本では車が左側通行することから、
そのルールを電車に当てはめて考える方法です。
これは山手線の外回りと内回りを覚えるのに
役立ちますが、直線的な路線には
適用しにくい注意点があります。
総括
外回りと内回りを間違えることは
関東に住む人であってもよくあることです。
しかし、駅のアナウンスや案内板を
じっくり見ることで、
正しい電車を選べるようになります。
重要な用事がある日は特に、
誤って逆方向に進むミスを避けるためにも、
これらのコツを押さえておくと良いでしょう。