多くの方がスマートフォンのOutlookアプリで送信トレイを探すものの、見つからないことに頭を悩ませています。
iPhoneやAndroid端末でこのアプリを利用している場合、送信トレイがどこにあるのか、また表示させる方法があるのか疑問に思うことでしょう。
スマホ版Outlookアプリでは送信トレイが見えない理由
このアプリのデザインは、もともとメールのやり取りがPCを通じて行われることを前提にしています。
普段、ユーザーがメールを送る準備が整ったと判断し「送信」ボタンを押すと、そのメールは自動的に送信トレイを経由し、送られることになります。
しかし、メールクライアントの設定や状態によっては、メールがすぐにサーバーと同期され「送信済みアイテム」フォルダへ移動する場合もあれば、一時的に送信トレイに留まる場合もあります。
即時接続設定の場合は、「送信」ボタンを押した瞬間に、メールが送信トレイをスキップして直接「送信済みアイテム」に移動します。
一方で、設定が即時接続ではない場合、メールは送信処理の待機中に送信トレイに残ることになります。
また、「下書き」フォルダは、ユーザーがまだ送信することを決めていないメールを保存しておく場所です。
Outlookアプリでの送信トレイと送信済みトレイの区別
メールクライアントには、「送信済み」、「下書き」、「送信トレイ」といったフォルダが存在します。
メールが「送信済み」フォルダに移る前には、「送信トレイ」を一度経由する必要があります。通信状態などの影響で、メールが「送信トレイ」でしばらく待機することもあります。
まとめ:スマホのOutlookアプリで送信トレイがない理由
メールは最初に「送信」フォルダに保存され、準備が整い次第送信されます。
送信完了したメールは「送信済み」フォルダに移されます。
大抵の場合、デバイスが常時インターネットに接続しているため、メールは「送信」フォルダに短時間保存された後、速やかに送信されます。
スマートフォンとPC間でOutlookメールを共有するためには、「IMAP」設定が必須です。
「IMAP」設定がなければ、PCで送信したメールはそのPCの「送信済みトレイ」でのみ閲覧可能となります。