英検2級に合格するためには、
どれくらいの点数が必要なのでしょうか?
また、どれほどの誤答数であれば、
辛うじて不合格という結果になるのでしょうか?
2つの条件
合格には次の2つの条件を満たす必要があります。
– 二次試験(スピーキング)で460点以上。
、一次試験で良いスコアを取ったとしても、
スピーキングのスコアが基準に達していなければ
不合格となります。
英検2級でギリギリ合格するための条件
約60%の正答率が必要です。
聴解では30問中18問以上の正答、
作文では650点満点中390点以上が必要とされます。
要約:英検2級のぎりぎりの合格基準と、許容される誤りの限界について
英検2級は、高校卒業レベルの英語能力が求められ、
試験には約5000語の語彙が出題されます。
この試験は読解、作文、聴解の3つのセクションで
構成されており、問題の形式は次の通りです。
– 読解: 短文や長文の穴埋めや内容との一致を選ぶ問題、
合計38問。
– 作文: 与えられたトピックに基づいての英作文、1問。
– 聴解: 会話の内容や短い文章の聞き取りで
内容との一致を選ぶ問題、合計30問。
英検の合格基準は、2015年まで
得点のみで決まっていましたが、
2016年以降はCSEスコア制度へと変更されました。
この新制度により、異なる級や
試験の回による成績の比較が可能となり、
英語力の客観的な評価が行えるようになりました。
– 一次試験では、受験者の答えから
算出される各技能のスコアを足し合わせ、
その合計が合格の基準スコアを上回る必要があります。
各技能ごとに別々の合格基準は設けられておらず、
全体の合計で合否が判断されます。
– 二次試験の合否は、スピーキングスコアが
合格基準を満たしているかどうかで決定されます。
特に2級以下の試験においては、
「各技能で約60%の得点」が
新しい基準として設けられました。
そのため、全体で60%以上のスコアを得ていても、
いずれかの技能のスコアが著しく低い場合には、
CSEスコアの合計では合格に至らないことがあります。
このことから、各セクションで
均等に得点することが合格への鍵となります。