冬至が過ぎた後、日の長さは
どのように変わるのでしょうか?
また、なぜ冬至は一年で最も
日照時間が短いのでしょうか?
冬至を過ぎると日はどれくらい伸びるの?
冬至は毎年12月21日か22日に訪れます。
この日は太陽が一年で最も低い位置にあり、
その結果、夜が長く昼間が短くなります。
冬至の次の日から、日の長さは徐々に延び始め、
毎日約一分ずつ日照時間が増えていきます。
実は、冬至の到来前から日の入りは
遅くなり始めています。
最も早く日が沈む日は冬至の約2週間前、
12月7日頃になります。
したがって、冬至の時期にはすでに
日の入りが遅くなっている途中です。
一方で、日の出が最も遅くなるのは、
冬至から2週間後の1月7日頃です。
12月の初めに日の入りが最も早くなるので、
この時期から日の長さが少しずつ増え始め、
夕方の明るさが徐々に長くなります。
まとめ:冬至以降、日の長さは どれくらい伸びるのでしょうか?
冬至の少し前から、
日の入りの時刻は遅くなり始めています。
一方で、日の出の時刻は冬至を過ぎても
引き続き遅くなり、1月初旬には最も遅くなります。
12月から1月にかけて、
太陽が真南で最も高くなる時間も
遅くなることが表から分かります。
その結果、冬至前から日の入りは遅くなり、
日の出はますます遅くなります。
この現象の背後には「均時差」という現象が
関係しています。
これは、太陽が明石市上空の東経135度で
真南に来る時間が
毎日正午ちょうどではないためです。
一年を通じて太陽の真南時刻は
大体正午近くですが、
完全に正午とは限りません。
冬に太陽が南へ移動するとき、
東西の移動速度が遅くなるため、
明石では正午を基準に
最大15分のずれが生じます。
日の出と日の入りの時刻の変化は
季節によって異なり、
特定の時期には1日に1分以上
変化することもあります。
特に2月後半から5月前半にかけては
日の出時刻が大きく変わり、
夏至を境に日の入り時刻も顕著に変動します。