新年が始まり、新たなスタートをきるこの時期に、
書き初めで一年の目標や抱負を表現してみませんか？
新年をおせち料理やこたつで過ごすのも
楽しみの一つですよね。
書初めは、新年の決意を表す絶好の機会です。
ぜひ、今年も素晴らしいスタートを切ってみてください。
今回は、中学生におすすめの四字熟語をご紹介します。
書き初めに四字熟語を推奨する理由は？
四字熟語はバランスが取りやすく、見栄えがいいのです！
たった4文字で、深い意味を表現することができます。
四字熟語を推奨する理由は、
そのバランスの良さと表現力にあります。
四文字だからこそ、バランスが良く見栄えもします。
四字熟語は、その短さの中にも深い意味が込められています。
新年に掲げる目標や座右の銘を表現するのに最適です。
短くても、背後にある深い意味を伝えられる四字熟語は、
とても効果的です。
では、抱負や目標をより魅力的に伝える四字熟語を
いくつかご紹介しましょう。
中学生にピッタリ！選び抜かれたかっこいい四字熟語の紹介
今回は、中学生の書き初めにぴったりな四字熟語を
いくつかのカテゴリーに分けて紹介します。
目標や抱負、座右の銘に相応しい言葉、
そしてただ単にかっこいいと感じる熟語、
さらには少し変わった面白い熟語もご紹介します。
■1. 目標や抱負を表す四字熟語
新年に向けて、以下のような四字熟語で
目標や抱負を表現してみてはいかがでしょうか。
・意志堅固（いしけんご）：しっかりとした意志を持つこと
・聡明剛毅（そうめいごうき）：理解力が高く、心が強いこと
・堅忍不抜（けんにんふばつ）：どんな困難にも耐え抜くこと
・質実剛健（しつじつごうけん）：実質がしっかりしており、心身ともに強いこと
・初志貫徹（しょしかんてつ）：最初に決めたことを最後まで貫くこと
・不言実行（ふげんじっこう）：言葉にせず行動で示すこと
・勇猛果敢（ゆうもうかかん）：勇気と果敢な行動
・剛毅果断（ごうきかだん）：強い意志で果断に行動すること
■2. 座右の銘にふさわしい四字熟語
自分の座右の銘にするのに適した四字熟語もあります。
・外柔内剛（がいじゅうないごう）：外見は柔らかいが内面は強い
・一意専心（いちいせんしん）：一つのことに集中する
・不撓不屈（ふとうふくつ）：どんな困難にも屈しない
・温厚篤実（おんこうとくじつ）：温かく誠実な態度
・雲外蒼天（うんがいそうてん）：困難を超えれば希望が見える
・誠心誠意（せいしんせいい）：心から誠実に行動する
・一期一会（いちごいちえ）：一度限りの出会いを大切に
・七転八起（しちてんはっき）：失敗しても何度でも立ち上がる
■3. 格好いいと感じる四字熟語
印象的で格好いい四字熟語も選んでみました。
・明鏡止水（めいきょうしすい）：心が清らかで穏やかな状態
・臥薪嘗胆（がしんしょうたん）：目的達成のために苦労を重ねる
・百花繚乱（ひゃっかりょうらん）：多様な美しさが溢れる様
・威風堂堂（いふうどうどう）：威厳があり立派な様子
・百折不撓（ひゃくせつふとう）：何度でも立ち上がる強さ
■4. ユニークな変わり種の四字熟語
少し変わった、面白い四字熟語も紹介します。
・他力本願（たりきほんがん）：他人に頼ること
・八方美人（はっぽうびじん）：どんな人にも愛想よく振る舞うこと
・馬耳東風（ばじとうふう）：他人の意見を聞かず自分の道を行く
中学生の書初めにぴったり！おすすめの漢字とフレーズの紹介
中学生になると、多くの漢字が書けるようになります。
書初めには、難しすぎる漢字を避けながら、
自分に合った言葉を選ぶのがポイントです。
以下に、一文字から五文字まで、さまざまな長さの言葉を紹介します。
■一文字
一文字の漢字は、その年の象徴や自分の想いを表すものを選びます。
例えば、「丑」「寅」などの干支や、
「義」「命」「絆」「勝」「夢」などがあります。
また、「翔」「創」「極」「悟」のような言葉も人気です。
■二文字
二文字では、さらに多くの選択肢があります。
「迎春」「春風」「富士」「正月」「初日」「新年」
「大志」「勝負」「豊楽」「福寿」「翔雲」「実行」
「笑顔」「感謝」「友情」「理想」「今生」「伝統」
「世界」「平和」「未来」「突破」「前身」「努力」
「永久」「克己」などがあり、
自分の座右の銘としても適しています。
■四字熟語
中学生は多くの四字熟語を使えますが、
難しい漢字が含まれることもあるので注意が必要です。
「切磋琢磨」「臥薪嘗胆」「初志貫徹」「真実一路」
「一期一会」「一得一矢」「一意専心」「意気軒昂」
「悪因悪果」「因果応報」「完全燃焼」「温故知新」
「捲土重来」「質実剛健」「笑門来福」「神色自若」
「関宇沈舟」「心頭滅却」「大胆不敵」「有言実行」
「不言実行」「百折不撓」「不撓不屈」「報恩謝徳」
「勇猛果敢」「画竜点睛」「晴耕雨読」「聖人君主」
「八面六臂」「諸行無常」などがおすすめです。
四字熟語一覧をウェブサイトや辞書で調べると良いでしょう。
「他山の石」「輝く大地」「生命の力」などの表現も使えますが、
ひらがなが混じる場合はバランスに注意しましょう。
■五文字
五文字の言葉では、
「二字熟語＋接続語＋二字熟語」の形式で
創造的な表現が可能です。
「理想の実現」「不屈の精神」「諦めない心」
「羽ばたく夢」などが考えられます。
また、「ありがとう」「おもてなし」「おんがえし」
といったひらがなの表現も使えます。
五字熟語もありますが、これらは難易度が高いため、
意味をしっかり理解した上で使用することをおすすめします。
「悪事行千里」「勢不可使尽」「一切唯心造」「正己以格物」
「水急不月流」などが例です。
中学生向けの書き初めのテクニックとアドバイス
中学生になると書道の技術要求が上がります。
小学校では勢いやバランスが中心ですが、
中学では基本的な技術、「トメ」「ハネ」「ハライ」が
特に重視され、これらの技術が書き初めの品質に直結します。
繰り返しの練習が必要なので、お手本を参考に精進しましょう。
中学生が書き初めに取り組む際の重要なポイントをいくつか紹介します。
■横線は細め、縦線は太め
文字は通常、太くはっきりと書くことが推奨されますが、
実際は横線を細め、縦線を太めにすると、
文字にメリハリがつき美しく見えます。
横線は筆を早めに、縦線はゆっくりと動かすと効果的です。
■文字間の間隔を一定に保つ
文字間のバランスは、特に重要です。
特に文末の文字は詰まりやすいため、
下部に十分な余白を取るなどの工夫が有効です。
名前やクラス名を書く際も同様に、
文字間のバランスを意識しましょう。
■四角い文字の角度に注意
デジタル表示では四角い漢字
（例：「国」や「口」、「四」）は
真四角に見えますが、
毛筆で書くと角度やトメの表現が異なります。
「四」の場合、上部を鋭角に、下部を鈍角にし、
左上の開始部分で筆圧を強くすると
筆跡に動きが出ます。
■ひらがなの大きさと形状に留意
ひらがなは書きやすいように見えますが、
漢字と組み合わせるとバランス調整が難しい場合があります。
漢字とセットの場合、
ひらがなは漢字より一回り小さくすることが望ましいです。
また、「ま」や「お」などの丸い部分がある文字は、
毛筆では丸ではなく三角形に近い形で書くのが良いでしょう。
■高校生の書き初めの宿題
高校生の書き初めの宿題の有無は学校によって異なります。
ネットでの意見を見る限り、
一部の学校では課されることがあるようです。
■まとめ
これらが中学生の書き初めにおける主なコツです。
練習は不可欠で、現代ではインターネットを活用して
簡単に書き方を学べるので、上達の道は開かれています。
毛筆の練習は大変かもしれませんが、
コツをつかめば上達は確実です。
反復練習を行い、素晴らしい書き初めを目指しましょう。
■まとめ
どれも中学生の書き初めにふさわしい四字熟語ばかりです。
1月2日に書き初めを行い、
新年の目標や座右の銘を定めると良いでしょう。
中学生は自分の考えを持ち、
それに基づいて行動できる年齢です。
書き初めを通じて自己反省し、
素晴らしい一年を過ごしてください。
小学生向けの書き初めに関する記事も
是非参考にしてみてください。
