新年を迎え、お寺へ初詣に行く際、
どのようなのしや水引を選び、
袋や包みにはどんな表書きを
すればよいのでしょうか?
新年の初詣でお寺にお年賀を持っていく場合
「御年賀」と書くことが一般的です。
お寺で仏間でお参りした後、
袱紗を広げて金封を渡します。
お茶をいただくこともありますが、
少し話した後は早めに退席するのが礼儀です。
多くの檀家が訪れる新年は、
お寺も非常に忙しいため、
短い挨拶が望まれます。
実物のお供えよりも同額の金封を
提供する方が適切な場合が多いです。
新年ののし袋の書き方について
お寺にお年賀を提供する際の表書きは、
「御年賀」が適しています。
新年に贈る挨拶では、「御年賀」という言葉を使用します。
「御年始」と混同されることもありますが、これは新年の挨拶行為そのものを指します。
一方、「御年賀」は新年の挨拶の際に渡す贈り物やのし袋に適した表記です。
したがって、新年にのし袋でお金を送る際は、「御年賀」と記すのが適切です。
また、お寺への贈り物に用いられる「お布施」という表記もあります。お布施は葬儀や法事など特定の宗教的行事に際して用いられるのが一般的ですが、間違いではありません。
また、「お年玉」と記すこともできます。
年始の寺院訪問時の適切な金額について
最近は、お寺への年始の挨拶に際して、適切な金額を直接尋ねることが一般的になりつつあります。しかし、尋ねたところで「お気持ちで結構です」と言われることがほとんどです。
個人が新年にお寺に贈る「御年賀」には、3,000円から5,000円の間が通常です。この中でも特に3,000円が最も一般的な金額とされています。
法要など特別な場合は別途金額を調整する必要がありますが、年始の挨拶は毎年のことなので、継続して贈るのに無理のない金額であれば問題ありません。
まとめ
お寺へのお年賀には、紅白の水引を使用し、
「御年賀」などと書くことが一般的です。
お供え物には「御供」、
儀式のためのお金には「御布施」と記入します。
新年の祝賀の気持ちを込めて
「御年賀」としてお持ちすることが、
お寺への敬意を示す適切な方法とされています。