初詣は新年を迎える素敵な慣習ですが、
神社での参拝の正しい方法をご存じですか？
出かける前に、神様に対する敬意を示す
基本的なマナーを学んでおきましょう。
以下では、初詣でのお参りの手順を
詳しくご説明します。
1. 鳥居の通り方
鳥居は神域への門とされ、
これをくぐることで身を清めると言われています。
神様の領域へ進む前に、
心と体を整えるための方法をお伝えします。
軽く一礼してから進みます。- 鳥居の中央を避けて、
左側を歩くことが望ましいです。
足を踏み入れる際は、左足から始めましょう。
＊服装をきちんと整え、帽子は脱ぐようにしてください。
2. 手水舎での作法
手水舎は、身を浄める場所です。
神域内を歩く前に、手と口を清めて心を整えます。
2. 二礼二拍手一礼の実
手水舎での作法
1. 柄杓（ひしゃく）を手に取り、水をいっぱい汲んで左手を洗います。
2. 柄杓を右手に持ち替えて、同じように右手を洗います。
3. もう一度左手に持ち替え、左手の掌に水をためて、音を立てずに口をすすぎます。
4. 口をすすいだ後、左手をもう一度洗います。
5. 柄杓を立てて、流れる水で柄の部分を洗います。
6. 最後に、柄杓を元の位置に戻します。
– 神前で行う基本的な礼拝の方法です。
この一連の動作を正しい順序で行います。
一般的には、最初に汲んだ一杯の水だけで最後まで行います。
途中で水が足りなくなった場合は、水を追加して続けてください。
※口をすすぐ際には、柄杓に口を直接つけないように注意しましょう。
これらの手順を守ることで、
初詣でのお参りがより深い意味を持ち、
神様への敬意を適切に表現することができます。
初詣では、神社でのお参りの
正しい方法を理解し実践することが大切です。
ここでは、手水舎での正しい使い方と
拝殿でのお参り手順を詳しく説明します。
**手水舎での作法**
– 参道に沿って設置されている手水舎は、
お参り前に自身を清める場所です。
その使い方を以下に示します。
二礼二拍手一礼の手順
– 拝殿でのお参りは次のステップで行います。
1. 軽く会釈して頭を下げます、お賽銭を静かに入れます。
2. 鈴を鳴らして祓いの意を表します。
3. 二礼二拍手一礼を次のように行います。
– 胸の前で手を合わせ、
右手を少しずらして二回拍手します。
– 右手を戻し、最後に再び深く頭を下げます。
– この拝礼の前後には、
簡単に頭を下げるのが一般的です。
この拝礼（二礼二拍手一礼）の前後には会釈をします。
これを「一揖」と呼び、
角度はおおよそ45度が目安です。
一礼の角度はさらに深く、
おおよそ90度が基準です。
拍手には邪気を払う意味や
神様を呼び出す意味があるとされています。
– 参拝後、鳥居をくぐる前に一度振り返り、
神様に向かって軽く頭を下げ、
礼を尽くしてから退出します。
これらの手順を遵守することで、
神様への敬意を表現し、
新年を心清らかに迎えることができます。
神社でのお参りにはこれらの作法が必要であり、
お寺でのお参りとは異なるため、
注意が必要です。
