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この間、夏休み最後の日に、
「自由研究」の課題に取り組んでいました。
急ぐ中で、家にあるものを使ってプロジェクトを考案しましたが、
もう少し時間があれば良かったと思っています。
結果はそこそこでしたが、次の機会のために、
「中学生におすすめ!成功する自由研究のコツと面白い実験アイデア」
をまとめてみました。
今回は手軽でありながら高評価を得るための
「自由研究」のアイデアをご紹介します。
高評価を得るためのいくつかのポイントは以下の通りです。
・ユニークなテーマを見つけよう
・科学実験を試してみよう
・予測と分析をしっかり書こう
・一生懸命に、そして楽しみながらプロジェクトに取り組もう
要するに、他人に言われたり、
ネットの情報をそのまま使うのではなく、
自分で疑問を持ち、積極的に研究することが大切です。
詳細は以下の通りです。
ユニークなテーマを見つけよう
できれば、他の人がやっていないようなオリジナルテーマがおすすめです。
日常生活で気になることや興味を持ったことを徹底的に調べましょう。
例えば、
・英語が好きなら、好きな海外アーティストの歌詞を翻訳してみる。
・YouTubeが好きなら、他のSNSとの違いを比較してみる。
・ファッションに興味があるなら、服の素材や流通について調査する。
・パンにカビが生えたら、カビの成長を観察する。
こんな感じで、日常生活で興味のあることを徹底的に調査してみましょう。
他にも、
・好きな教科から探ってみるのも良いでしょう。
■歴史が好きなら
例えば、織田信長などの歴史上の人物が好きなら、
彼らがどんな活動をし、どこでどんな戦いをしたかを
地図に記入して調査してみるのは面白いですよ。
■数学が得意なら
気になる数学の問題を実際に試してみるのも良いでしょう。
例えば、
「3,000mの池の周りをAが分速80mで歩き、
Bが分速170mで走ったら、どれくらいで出会うか」という問題。
実際に友達と試してみて、
感想や現実との違いを調べるのも楽しいです。
実体験から数学がなぜ現実的でない設定で考えられるのかを
深く理解することができます。
■理科(気象)に興味があるなら降水量を調べるのもおすすめです。
雨が降ったら、目盛り付きの牛乳パックを外に置き、
1時間ごとに雨量を記録し、天気予報と比較してみましょう。
予報が当たっているかどうかを予測するのも楽しいですね。
興味があることを楽しく調べることができるので、
高評価につながります。
とにかく、自分の興味あることを徹底的に深堀りしてみましょう!
■科学実験で学びを深めよう!
理科の実験は目標と結果が明確で、理解を深めるのに最適です。
学校で習った内容を実験で再確認すれば、
理解も深まり、良い評価が期待できます。
■小学1年生向け:植物と日常の物質
小学1年生では、植物や身の回りの物質について学びます。
■密度を調べる実験
【準備するもの】
水に沈む野菜や果物
(例:ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、レンコン、ブドウ、キウイなど)
水槽やボウル
メジャーカップ
計量スプーン
塩(水1Lに対して200g)
包丁とまな板
水
秤
【実験手順】
まず、野菜や果物の密度を予想します。
適切な大きさに切った材料を水に沈めます。
水を計量カップで取り、大さじ1杯の塩を溶かし戻します。
このプロセスを繰り返し、材料が浮くまで行います。
材料が浮いた時の塩水の密度がその材料の密度に近いです。
100mLの塩水の重さを計り、密度を算出します。
密度が低いものほど早く浮きます。
【考察】
様々な野菜や果物の密度を比較してみましょう。
異なる形や大きさでも、塩水を使うと密度の違いがわかります。
多くの野菜や果物は水より密度が高く、
初めは沈みますが、塩を加えると浮くようになります。
■小学2年生向け:化学変化と生物
小学2年生では、化学変化と生物学を学びます。
■カラフルな卵を作ろう
【必要なもの】
紫キャベツ
ゆで卵
透明カップ
重曹やレモン汁
【実験手順】
ゆで卵を作ります。
紫キャベツを千切りにし、お湯で煮ます。
煮汁をこして透明カップに移します。
重曹やレモン汁を加えて色の変化を観察します。
ゆで卵を漬けて一晩置き、カラフルな卵の完成です。
【考察】
紫キャベツに含まれる「アントシアニン」を利用しました。
酸性で赤紫色、アルカリ性で緑色に変化します。
化学の知識を活用して色の変化を調べてみましょう。
■小学3年生向け:生命、イオン、運動とエネルギー
小学3年生では、生命科学、イオン、物理学の基本を学びます。
■身近なものでDNAを抽出
【必要なもの】
オレンジジュース
コップ
無水エタノール
水
【実験手順】
オレンジジュースに無水エタノールをゆっくりと加えます。
しばらく置くと白いものが現れます。
これがDNAです。観察してみましょう。
【考察】
DNAは生物の設計図のようなものです。
人間だけでなく、野菜や果物にも存在します。
オレンジジュースで簡単に観察できますが、他の素材でも試してみましょう。
■予想と考察を丁寧に記述しよう
予想と考察をしっかり記述することが高評価への鍵です。
自分で予想を立てて、その結果を分析しましょう。
なぜその結果になったのか、自分の考えをまとめます。
そして、今回の学びからさらに知りたいことや、
これからの生活への応用を考えましょう。
■熱意と楽しみで研究を進めよう
興味のあることを徹底的に研究しましょう。
興味を持てば、楽しく熱心に取り組めます。
そうすると、
自分の意見が反映された素晴らしい研究レポートが完成します。
できれば、他の人とは違う独自の研究をお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
「自由研究」は夏休みの宿題で面倒と感じられがちですが、
身近な興味のあるものを調べることで、
楽しく研究できます。
息子にも早めに宿題に取り掛かるよう言っています。
夏休みの宿題は早めに始めましょう!