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何度で雪が溶け始めるのか? 気温が0度を超えたら、道路はどうなる?

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天気

雪はどのくらいの気温で
溶け始めるのでしょうか?

気温が0度を超えると、
それだけで充分なのでしょうか?

また、道路に積もった雪や氷は、
ある気温を超えるとどのように
反応するのでしょうか?

凍結した道路の氷はどれくらいの温度で
溶け出すのでしょうか?

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何度で雪が溶け始めるのか? 気温が0度を超えたら、道路はどうなる?

雪は単に気温だけでは溶けず、
日光の影響を大きく受けます。

例えば、気温がマイナス5度でも、
日が強く差していれば雪は溶け出しますが、
プラス2度の夜ではほとんど溶けません。

これは、周囲の空気が動かないと、
雪に接している空気の温度が
ほぼ0度に保たれるからです。

川での雪解けも同様に、
水の温度が0度を超えることで進行します。

水蒸気が立ち上るのは、
その場の空気が水より冷たいからです。

玄関前に積もった雪に
スコップで切れ目を入れると、
空気がより多く触れるため、
理論上は溶けやすくなるはずですが、
風が吹き付けない限り、
溶ける速度は速くありません。

そのため、周囲の空気は
すぐに雪と同じ温度になり、
それ以上速く溶けることは期待できません。

雪を効率的に溶かすためには、
空気が直接触れる部分を
温かく保つことが重要です。

表面積が広いと有利ですが、
それ以上に風が大きな役割を果たします。

日光による効果も同様で、
照らされる面積が広いほど、
より早く溶ける傾向があります。

まとめ:雪が溶ける気温は何度? 0度以上?道路は?

直射日光が当たる場所では、
日中の気温が0度以下であっても雪は
すぐに溶け始めることがあります。

気温が高くなると、
雪の溶ける速度はより早くなります。

たとえば、2008年3月は
北日本で温暖な気候が続き、
記録的な速さで雪が溶けました。

一方で、気温が極端に低くても
晴れていると雪は解けにくいですが、
太陽が十分に当たらないと、
日中の気温が0度以下でも雪は
なかなか溶けません。

雪が溶けやすいのは晴れた日か、
雨が降った方がいいのかというと、
初めは雨が効果的ですが、
その後は日光が最も効果を発揮します。

根雪は、地表との微妙な隙間にある
下層の氷があり、それを溶かすには
雨の浸透力が必要ですが、
太陽光は雪の白さによって
ほとんど反射されます。

地表が露出して黒くなれば、
日光によって雪は迅速に減少します。

道路の凍結防止には、
塩化カルシウムなどの氷融雪剤が使われます。

これらは水に溶けることで凝固点を下げ、
気温がそれを下回っても
雪や氷を水に変えることができます。

また、塩化カルシウムが溶ける際に
発生する溶解熱も雪解けに寄与します。

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