特別なイベントでタイムカプセルを作るのは、
とても感動的ですよね。
しかし、どんな容器を選べばいいのか
迷うこともあるでしょう。
市販されているタイムカプセル用の
高価な容器は数万円もすることがありますが、
100円ショップのアイテムを使えば、
低コストで素敵なタイムカプセルが作れます。
この記事では、
100円ショップのアイテムを使った
タイムカプセルの作り方と、
適した容器について紹介します。
長期保存にも耐える方法を解説するので、
ぜひ最後までご覧ください。
■土中に埋める場合のタイムカプセル
土中に埋める場合は、
容器の素材選びが特に重要です。
屋内保存よりも
湿気や水分の問題が起きやすいので、
水に強い素材の容器を選ぶことがお勧めです。
土中に埋める際に
適した素材について詳しくご紹介します。
土中に埋めるタイムカプセルに最適な容器素材
ガラス、ステンレス、プラスチックなどの
素材が適しています。
これらの素材は水に強く、
長期間土中に保存しても耐えうる特性を
持っています。
ガラス製の容器は食品の保存にも使用され、
保存性に優れています。
ステンレスはクロムやニッケルを含み、
これが錆びにくい保護膜を作ります。
また、プラスチックは自然に分解しにくく、
撥水性がありますので、
タイムカプセルの容器として理想的です。
避けるべき素材
通常の鋼鉄製の容器は避けるべきです。
これらの素材は水分を吸収しやすく、
土中で分解されやすいためです。
特に、紙や段ボールは水に触れると
その強度が大きく落ちますし、
普通の鋼鉄は傷がつくと錆びやすくなります。
そのため、容器を選ぶ際は、
その材質をしっかりと確認することが重要です。
特にステンレスと普通の鋼鉄は
見た目が似ているため、
区別には注意が必要です。
サイズや形状に注目しましょう。
例えば、セリアのような店舗では
様々なタイプの保存瓶が見つかりますが、
タイムカプセルには
大きめのものが適しています。
これらの瓶はガラス製で、
蓋にはスチールの金具が使用されています。
ただし、スチールは錆びる可能性があるため、
取り外して使用することをお勧めします。
また、蓋に使われているシリコーン樹脂は
密封性を高める効果があります。
さらに大きな容器が必要な場合は、
ダイソーで見つかる大容量のガラス瓶を選ぶと
良いでしょう。
これらの瓶は見た目も美しく、
ソーダガラス製の本体と
ガラスやプラスチック製の蓋が特徴です。
プラスチック製の容器も、
タイムカプセルには適しています。
100円ショップでは、
ガラス瓶風のデザインのプラスチック容器が
豊富にあります。
小さなアイテムを保存する場合は小型の容器が、
大きなアイテムを保存する場合は
大容量のプラスチック容器が適しています。
蓋付きのものを選ぶと、
内容物をしっかりと保護できます。
セリアやダイソーでは、
文庫本やCD、DVDなどを収納するのに
適したプラスチック製のケースもあります。
これらのケースはポリプロピレン製で、
軽量でありながら
大きなアイテムも収納できます。
扱いやすく、
大きなものを入れる際にも便利です。
屋内で保存する場合のタイムカプセル
屋内で保存する場合、
見た目も考慮してお好みの容器を選べます。
100円ショップでは様々なデザインの
容器がありますので、
入れるもののサイズに合わせて
選ぶことができます。
大事なのは、
湿気を防ぐために乾燥剤を入れることです。
乾燥剤も100円ショップで手に入りますので、
容器と一緒に購入すると良いでしょう。
さらに、脱臭剤や殺虫剤を入れることで、
より安心して保存できます。
保存場所は風通しの良い場所を選びましょう。
タイムカプセル作製の際の強度向上テクニック
タイムカプセルの容器を選んだ後は、
中身を詰める作業に進みます。
タイムカプセルを作るプロセスは
思ったよりも簡単ですが、
中のアイテムを長期にわたって
安全に保管するためには、
いくつかの重要なポイントがあります。
後でガッカリしないためにも、
以下の方法を参考にしてください。
容器を二重にする
さらなる強度向上のために、
タイムカプセルを二重にすることを推奨します。
最初に保存瓶にアイテムを入れ、
それをプラスチック容器に入れて二重にします。
保存瓶に入れたアイテムに乾燥材を加え、
その後プラスチック容器に入れ、
猫砂で隙間を埋めることで、
湿気や腐敗からよりしっかりと守ることができます。
容器を確実に密封する
タイムカプセルの容器は
しっかりと密封することが重要です。
空気との接触を防ぐために、
ロウや変性シリコンの使用が有効です。
ロウで蓋を固定する場合、
やけどに注意が必要です。
子どもは大人と一緒に
安全を考慮して作業しましょう。
変性シリコンは、
防水効果のあるボンドの一種で、
蓋をしっかり固定するのに適しています。
これらのテクニックを駆使すれば、
タイムカプセルを成功させることができます。
特に水分によるダメージを防ぐために、
これらの対策を念入りに行うことが大切です。
中身はジップロックに入れる
ジップロックに中身を入れることで、
空気との接触を減らし
腐敗を防ぐことができます。
特に紙は水分に弱いので、
ジップロックで保護することが重要です。
また、使用する紙が中性紙かどうかを
確認するとより安心です。
紙類だけでなく、
他のアイテムも可能な限り
ジップロックで密封して
タイムカプセルに入れることをおすすめします。
乾燥材を用いる
地中に埋めるタイムカプセルでは、
容器内に結露や湿気が
発生する可能性があります。
これを防ぐために乾燥材の使用が効果的です。
乾燥材は100円ショップで手に入れることができ、
湿気を吸収してくれます。
また、猫砂を代用品として使うこともできます。
猫砂は水分に触れると固まる性質があるため、
タイムカプセル内の水分を吸収し
密封する効果が期待できます。
タイムカプセルを成功させるための秘訣
タイムカプセル作成時に
よく見落とされる失敗要因として、
結露による内部の水分問題があります。
地中においても、
外気と同じように温度や湿度が変化し、
結露を引き起こす可能性があります。
これを防ぐために、
以下の3つのステップが重要です。
深く埋める
結露を防ぐ一番の方法は、
温度と湿度の変動を最小限に抑えることです。
地表面付近は温度変動が激しいですが、
地中深くほど温度は安定し、
結露リスクが減少します。
理想的な埋める深さは
1メートル以上が望ましいです。
乾燥剤やベントナイトを使用する
容器内の湿度を低く保つために、
シリカゲルなどの乾燥剤や、
水分を吸収して固まる性質の
ベントナイトが有効です。
ただし、
脱酸素剤の過剰な使用は内部の気圧低下を招き、
湿気を引き込むリスクがあります。
紙類を防水袋で保護する
タイムカプセルに紙類を入れる場合、
紙自体に含まれる水分が
結露を引き起こすことがあります。
これを防ぐためには、
紙を十分に乾燥させた後、
防水袋に入れてから
容器に入れることが効果的です。
容器選びのポイント
タイムカプセルの容器選びも大切です。
例えば、友達とタイムカプセルを作る際に
お菓子の空き缶を使うこともありますが、
これらは地中の湿度で腐食しやすいため、
長期保管には不向きです。
長期間の保管を考えると、
腐食しない材質の容器を選ぶ必要があります。
選択肢には高価なステンレス製や
手頃な価格のプラスチック製があります。
100円ショップのアイテムでタイムカプセルを作る利点
100円ショップでタイムカプセル用の
容器を見つけるのはとても簡単です。
オンラインショッピングサイトで
専用の容器を買うこともできますが、
それらは3,000円以上することがあります。
一方、100円ショップの容器は品質が高く、
タイムカプセル作りに十分活用できます。
容器を選ぶ際の重要なポイントは、素材です。
屋内で保存するか、土中に埋めるかによって、
選ぶべき容器のタイプが変わります。
どちらの場合も、
湿気や水分から守ることが大切です。
選ぶ際は、密閉性が高く湿気や水分に
強い素材の容器を選ぶことが大事です。
まとめ
タイムカプセルを作る際、
100円ショップで入手可能な容器を利用するのが
一つの方法です。
屋内で保管する場合は
紙製の容器も適していますが、
地中に埋める場合には、
瓶やステンレス、
プラスチック製の容器がおすすめです。
重要なのは、
内容物を防水袋に入れて乾燥剤を使用し、
容器を二重にしてしっかりと密封することです。
これらのポイントを守れば、
長期間にわたって大切な思い出を保存できます。
家族や友人と一緒にタイムカプセル作りに
挑戦してみてはいかがでしょうか。
