最近、日本で030から始まる11桁の電話番号（030-xxxx-xxxx）について話題があります。
この番号がどういうものなのか、また無視すべきかについて気になりました。
030から始まる電話番号はどこから？
実は、030で始まる電話番号は現在日本では使用されていません。
かつて携帯電話番号として使用されていましたが、現在は廃止されています。
それは偽の番号である可能性が高いです。
(海外からの番号で表記があることもありますがかなり希少なパターンです)
日本では使用できるはずがない番号なのです。
また、電話番号の通知について、小規模な電話会社を介した場合に番号が変わることがあります。
これは番号偽装ではありませんが、たとえば、東京の03から始まる番号が北海道に転送されることがあります。
このように、030で始まる11桁の電話番号は、日本で通常使用されていないため、これらの番号からの着信は偽装されたものである可能性が高いです。
日本では割り当てられていない番号
日本で割り当てられているのは033, 034, 035, 036などの番号ですが、030は含まれていません。
また、過去には030の番号は10桁（030-ABC-DEFG）の形式でのみ割り当てられており、現在は有効な電話番号として存在しません。
030はすでに全て移行済み
携帯電話番号が11桁になった際に、030の番号は090-3xxx形式に移行しました。
なお、03は東京の市外局番で、03に続く4桁が市内局番ですが、「0」と「1」を先頭に持つ市内局番は使用されていません。
そのため、03-0xxx-xxxxや03-1xxx-xxxxのような番号は存在しません。
同様に、大阪の06や横浜の045での0xxx-xxxxや1xx-xxxxという形式の番号も存在しません。
東京の市内局番の現在の割り当て
東京の市内局番の現在の割り当て状況は以下の通りです。
03-2xxxは未使用、03-3xxxはNTT東日本や東京テレメッセージなどが使用しています。
03-4xxxはKDDIやソフトバンクテレコムなどが使用、03-5xxxはNTT東日本や東京テレメッセージが使用しています。
03-6xxxはNTT東日本、KDDI、ソフトバンクテレコムなどが使用し、03-7xxx、03-8xxx、03-9xxxは未使用です。
まとめ
したがって、030で始まる11桁の番号からの着信は、日本で通常使用されていない番号です。
