Googleアカウント自体を非同期にした場合の影響
Googleアカウントを非同期に設定すると、同じアカウントを使っている複数の端末で、データがそれぞれ独立して管理されるようになります。これにより、メール、カレンダー情報、連絡先リスト、写真、アプリの設定、ウェブブラウジング履歴、その他のアプリやサービスで使われるデータなどが、端末ごとに異なる可能性が出てきます。
結果として、端末間でデータを共有できず、同じ情報を何度も入力する必要が生じることがあります。
ケース①
パソコンでGoogleカレンダーに予定を入力したけど、同期していないとスマホには反映されないので、スマホでもまた1から入力しなければいけない。
ケース②
パソコンでメールの下書きを作成して、パソコンで続きをやろうと思ったら、同期してないので、パソコンからは下書きが見れない。(スマホから下書きの文章をコピペしてメッセージでパソコンに送って、パソコンで続きを書く、と言う手間がかかってしまうなど)
ケース③
さらに、端末を失ったり故障したりすると、データの損失リスクが高まります。
Googleアカウントの同期設定の手順
Googleアカウントを同期するには、以下の手順を踏みます。
1. 端末の「設定」アプリを開く。
2. 「アカウント」の項目を選択する。
3. Googleアカウントを選ぶ。
4. 同期させたいデータを選んでオンに設定する。
このようにして同期を行うと、メールやカレンダー、連絡先、写真、アプリの設定などが同期されますが、アプリやサービスによっては同期できるデータが異なることもあります。