kb5034843でWindows Updateのダウンロード問題とその解決法

マイクロソフトが2024年2月にリリースした、
Windows 10/11用の非セキュリティプレビュー
更新プログラム、kb5034843。

このアップデートは、Windows 11の
バージョン23H2向けのKB5034848および
バージョン22H2向けのKB5034848と同時に
リリースされました。

kb5034843でWindows Updateインストールの停滞を解決する方法

kb5034843を導入する際に、
インストールプロセスが遅れたり
停滞することがあります。

ダウンロード中にコンピューターを
シャットダウンしても、そのまま待機しても大丈夫です。

再起動すると、「今すぐインストール」
を促すメッセージが表示されることがありますので、
その場合は指示に従ってください。

インストールが完了すると、
システムの再起動が求められます。

忙しいときは、作業を一時停止し、
開いている全てのアプリケーションを閉じた後で
「今すぐ再起動」を選択してください。

そうすることで、システムは
約10分で再構成を終えます。

インストールが進まない主な原因の一つに、
WinRE（回復パーティション）の空き容量が
不足していることがあります。

これは、アップデートにWinREへの修正が
含まれているからです。この問題を迅速に
解決するには、「Windows 11/10の自動アップデート
管理ツール」を使用して、

kb5034843をアップデート対象外に
設定する方法があります。

このツールは以下のリンクからダウンロード可能です。

kb5034843は「オプション」として提供され、
自動でインストールされることはありません。

ただし、将来的には自動更新に
含まれることも考えられます。

Windowsの「設定」を開き、
「更新とセキュリティ」を選択後、
「Windows Update」に進み、
「更新のチェック」をクリックします。

オプションの更新が表示されれば、
「2024-02 累積更新プレビュー
（KB5034843）」を選択し、
「ダウンロードしてインストール」をクリックしてください。

この更新を適用すると、特定の条件下では
Windowsバックアップアプリが
非表示になる場合があります。

この機能は一部の地域や環境では
使用できないことがあるため、
関連するユーザーは留意が必要です。

特定のアプリで「Windows Hello for Business」
を利用してMicrosoft Entra IDにログインできなかった
問題が修正されました。

PCの回復パーティション（WinRE）への
攻撃に対する対策、起動速度の向上、
システムの安定性向上、さまざまな
小さなバグの修正が行われました。

Windows 10の共有メニューが改良され、
WhatsApp、Facebook、Gmailなど主要な
アプリへURLを直接共有できるようになりました。

これにより、ファイルを事前に
ダウンロードする必要がなく、共有がより
手軽に行えるようになります。

** 以前は、補助記憶装置（セカンドドライブ）に
ゲームをインストールしようとしても、
自動的にCドライブにインストールされてしまう
問題がありましたが、このアップデートで
指定したインストール先を正しく認識するように改善されました。

Windows 10バージョン19045.4123用に
リリースされたkb5034843には、

WhatsAppやGmailといったアプリケーションとの
連携機能の向上など、様々な新機能が含まれています。

このアップデートは任意で、
自動的には適用されません。

インストールするためには、
Windows Updateで「更新を確認」し、
「ダウンロードしてインストール」
を選択する必要があります。

もしこのアップデートをパスした場合でも、
2024年3月の定期的なアップデートで
さらに修正や機能強化が行われる予定です。

特に、内蔵の共有メニューを使用して
WhatsApp、Facebook、Gmailに
直接URLを共有できるようになるため、
これらのサービスを頻繁に使用する
ユーザーにとっては非常に便利な機能です。

セカンダリードライブへのゲームの
インストール問題の修正やその他の
バグの修正も含まれています。