水彩やアクリル絵の具でターコイズブルーを作る方法

夏の爽やかさを感じさせるターコイズブルーは、
絵を描く際に非常に魅力的な色です。

ですが、一般的な12色の絵の具セットには
この色が含まれていないことが多いです。

もし簡単に自分でターコイズブルーを作れたら
素晴らしいと思いませんか？

実は、基本的な色の絵の具だけでも、
ターコイズブルーを作ることができます。

この記事では、オリジナルのターコイズブルーを
作る方法についてご紹介します。

アクリル絵の具でターコイズブルーを作る

アクリル絵の具を使ったターコイズブルーの作り方は、
水彩絵の具での方法と大差ありません。

青と緑、あるいは青、白、緑を組み合わせて
ターコイズブルーを作ることができます。

より鮮やかな色を望む場合は、
シアンとイエローのような色の三原色を使うと良いでしょう。

水彩絵の具はアラビアゴムを、
アクリル絵の具はアクリル樹脂を含んでおり、
どちらも水で溶かして使いますが、
水彩はにじみを活かした表現、
アクリルは油絵のような質感の表現に適しています。

ターコイズブルーを柔らかくぼかしたい場合は水彩絵の具が、
色を重ねたり複雑な色合いを出したい場合は
乾燥が早いアクリル絵の具が向いています。

描きたいイメージに合わせて、
使う絵の具を選んでください。

標準的なターコイズブルーの作り方

多くの基本セットに青と緑が含まれているため、
これは比較的簡単です。

ターコイズブルーはトルコ石の色が由来で、
青みが強いとターコイズブルー、
緑みが強いとターコイズグリーンとなります。

海や川を表現する際に便利です。

色を混ぜる際は、より明るい緑から
始めて徐々に青を加えると、
急激な色の変化を避けやすくなります。

青、白、緑を混ぜる

明るいターコイズブルーを作りたい時は、
白を加えるのがおすすめです。

白を加えることで、
より柔らかくミルキーな印象になり、
愛らしい印象を与えます。

もう少し暗い色を希望する場合は、
白に加えて少量の灰色を混ぜると、
スモーキーな雰囲気を出すことができます。

色の濃淡は、白や灰色の量、
または水の量を調整することで変えられます。

水で薄める時は、過剰な水分を
吸い取ることで紙が破れないように注意が必要です。

特に、広範囲にわたって色を塗る場合は慎重に。

海や川を描く際は、紙が濡れすぎないよう配慮し、
色のバリエーションを加えることで、
よりリアルな風景を描くことができます。

水色と黄色でターコイズブルーを作る方法

水色に黄色を少し加えるだけで、
美しいターコイズブルーを作ることができます。

青みが強いターコイズブルーが欲しい時は青色を、
緑みが強いターコイズブルーを求めるなら
黄色をそれぞれ多めに使います。

黄色を強くすると、
黄緑色に近いターコイズブルーになり、
エメラルドグリーンにも似た色合いを実現できます。

水色にはもともと白が含まれているため、
この方法なら白を足さずとも薄い
色調のターコイズブルーが簡単に作れます。

ターコイズブルーは自由を象徴する色とされており、
海や空を思わせる自由なテーマにぴったりです。

まとめ

ターコイズブルーはその鮮やかで爽やかな色味で、
どんな画面も明るく生き生きとさせます。

広範囲にわたる海などを描く際には、
さまざまなターコイズブルーを混ぜて
使用してみるといいでしょう。

そうすることで、絵の具のチューブだけでは
出せない豊かな表現が可能になります。