「十五夜」がもうすぐ訪れます。
「十五夜」、「中秋の名月」、「満月」は
似ているようで実は異なるものです。
2023年にこれらはいつ訪れるのか、
そしてそれぞれ何が違うのかを
詳しく見ていきましょう。
2023年の十五夜・中秋の名月・満月の日程
2023年には十五夜や中秋の名月、
満月はいつ見られるのでしょうか？
十五夜の日程
2023年の十五夜は9月29日（金曜日）です。
中秋の名月の日程
2023年の中秋の名月も
9月29日（金曜日）になります。
満月の日程
2023年は13回満月があります。
具体的な日程は以下の通りです：
– 1月7日（土曜日）
– 2月6日（月曜日）
– 3月7日（火曜日）
– 4月6日（木曜日）
– 5月6日（土曜日）
– 6月4日（日曜日）
– 7月3日（月曜日）
– 8月2日（水曜日）、31日（木曜日）
– 9月29日（金曜日）
– 10月29日（日曜日）
– 11月27日（月曜日）
– 12月27日（水曜日）
「十五夜」と「中秋の名月」の違い
「十五夜」と「中秋の名月」、
これらの違いを解説します。
「十五夜」とは？
「十五夜」は、旧暦で毎月15日の夜を指します。
旧暦は月の満ち欠けを基にしており、
新月の日から月が満ちていく過程を
29.5日周期で数えます。
この周期により、
旧暦の15日が満月になることが多く、その結果、
年に12回から13回「十五夜」があります。
伝統的に、この夜には月への感謝を示すために
月見団子やススキを供えます。
月見団子は豊穣への感謝を表し、
ススキは豊作を願うために供えられます。
また、この時期はさつまいもや
旬の野菜・果物が収穫される地域もあり、
これらを供えることで農作物への感謝と
豊穣を願うのです。
子供たちにとって「十五夜」は、
月を眺めたり月見団子を作ったりする
楽しいイベントとなります。
「中秋の名月」とは？
「中秋の名月」は、旧暦8月15日の夜に訪れ、
1年で最も明るく輝く月が見られる時です。
2023年の中秋の名月は9月29日（金）になります。
「十五夜」と異なり「中秋の名月」は
年に一度のみです。
この用語は、旧暦8月15日に行われる
日本のお月見の風習に由来しています。
この時期の月は非常に美しいとされ、
日本では古くからその美しさと秋の恵みに
感謝する習慣があります。
十五夜と満月の違い
十五夜と満月、
これらはどのように異なるのでしょうか？
満月は、月が地球と太陽の間にきて
完全な円形で輝く現象を指します。
月の形は、地球から見た時に月のどの部分が
太陽に照らされるかで変わります。
満月は、太陽と地球、月が一直線上に並ぶとき、
つまり地球から見て太陽と月が
正面で対峙するときを言います。
このような天文学的な瞬間から名付けられた
「十五夜」は、旧暦の15日の夜に
満月が見られることが多いですが、
この伝統的な名前や慣習は、
満月の周期的な現象とは
異なる文化的な意味合いを持っています。
結び
「十五夜」という特別な夜は、
中秋の名月としても知られ、年に一度、
月が最も美しい姿を見せる時です。
詳細はともかく、この季節にはススキを飾り、
団子を味わいながら、
美しい月の光を楽しむことが大切です。
涼しさが戻るこの時期は、日々の喧騒を忘れ、
心穏やかに過ごす絶好のチャンスです。
