光速を秒速・時速・マッハに換算するとどのくらい速いのか?

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知識

光の速さがどれくらいなのか、興味を持つ人は多いですよね。「光は1秒で地球を7周半もする」と言われるくらいの速さですが、光速がどれだけ速いか、具体的な数字で示すのは難しいものです。

時速やマッハで表現すると、より身近に感じられるかもしれません。そこで、この記事では、光速をいくつかの単位に換算して、その速さを実感してもらおうと思います。

光速を秒速・時速・マッハに換算してみる

まずは、光速を異なる単位で見ていきます。

光速を秒速で表すと?

科学者たちは、長い間、光の速さを測定するための研究を続けてきました。

1849年、実験の結果、光速は一秒あたり29万9,792.458キロメートルだとわかりました。

簡単に言うと、秒速30万キロメートルですね。

光速を時速で表すと?

では、光速を時速に換算するとどれくらいになるのでしょうか?秒速を時速に換算するには、60秒×60分=3600を掛け算します。

この計算から、光速は時速10億8,000万キロメートルになります。驚くべき速さで、地球から木星までの距離を、わずか1時間で進む速さです。

光速をマッハで表すと?

次に、光速をマッハに換算するとどうなるのでしょうか?マッハは音速を基準としていますが、光速をマッハで表すと、マッハ882,000以上になります。音の速さと比較して、光速がどれだけ桁外れなのかがわかりますね。

光速をマッハで換算すると

戦闘機や超音速旅客機などの速さを表すとき、「マッハ」という単位が使われます。マッハは音速を基準としたもので、マッハ1は時速1,225キロメートルです。

日常生活でマッハを使うことはあまりないですが、「ウルトラマンタロウはマッハ20で飛ぶ」など、速さの例えとして使われることもあります。ちなみに、ジャンボジェット機の速度は時速864キロメートル、マッハで言うと0.8です。

では、光速をマッハに換算してみましょう。光速は時速10億8,000万キロメートルです。これをマッハにすると、1,225で割ればよいので、マッハ88万1,632という計算になります。

つまり、光速は音速の約88万倍の速さということになります。

光速を身近に感じる例

ここまで光速の驚くべき速さについて説明しましたが、数字だけでは分かりにくいかもしれません。

そこで、いくつかの例で、光速を身近に感じてみましょう。

地球から太陽までの距離

地球から太陽までの距離は約1億5,000万キロメートルです。スペースシャトルで行くと228日、新幹線では50年かかりますが、光速なら8分20秒で到着します。このように、身近な例で考えると、光速のすごさを実感できますね。

地球から月までの距離

地球から月までの距離は約38万4,400キロメートルです。スペースシャトルで行くと約14時間、新幹線なら46日以上かかりますが、光の速さならたった2秒で到着します。

新幹線で1ヶ月以上かかる距離を、光速なら一瞬で進めるのです。

まとめ

今回は、光速について説明しましたが、時速で示されてもピンとこないかもしれません。宇宙の距離を表す単位には「光年」もあり、これは光速で1年に進む距離です。遠い星の距離が「何万光年」と言われることもあり、宇宙の広大さがうかがえますね。

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