乾雪と湿雪の違いは?特徴と読み方

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知識

乾雪と湿雪、それぞれどう読むんでしょうか?

この二つの雪の種類の違いは何でしょうか?

どちらが積もりやすいのか、
その特性を掘り下げてみましょう。

乾雪と湿雪の特徴と読み方

乾雪と湿雪には、
それぞれ異なる特徴があります。

以下でそれらの違いを詳しく解説します。

乾雪

スキー愛好者には嬉しい乾雪は、
「かんせつ」と読みます。

乾雪は軽くて水分が少ないため、
スキーやスノーボードが滑りやすくなります。

少量の降雪でもすぐに積もり、
特に寒い時は積もりやすい性質を持っています。

湿雪

湿雪は、雪だるまを作るのに適した雪です。

「しっせつ」と読むことが多いですが、
正確には「しめりゆき」という
呼び方もあります。

水分を豊富に含んでいるため粘り気があり、
雪同士がくっつきやすくなっています。

だから、雪だるまやかまくら作りに最適です。

ただし、湿雪は重いため、
大量に降らないとなかなか積もりません。

気温が高いとさらに積もりにくくなります。

そして、重いために雪かきが大変になることも。

急激な気温低下で、
道がスリップしやすくなることもあります。

まとめ

乾雪はとても低い気温で降る細かな雪で、
主に北海道のような寒冷地でよく見られます。

特に2月初旬などの寒い時期には、
このタイプの雪が多く降ります。

対照的に、湿雪は少し高めの気温で降り、
柔らかくて湿った雪です。

これは氷点下5度以上の気温で見られ、
やや溶けかけの状態になっています。

気温がさらに上がると、
湿雪は更に水分を帯びてみぞれに変わります。

東京での冬の雪は、このタイプが主です。

乾雪はグラニュー糖や乾いた砂のように
サラサラしていて、
手に取るとすぐにこぼれ落ちます。

雪玉を作るには不向きです。

一方で、湿雪は濡れた砂のように
握るとしっかり固まる性質があります。

粒が大きいため、
湿雪は積もるのに時間がかかるものの、
一度降りだすと徐々に積もりますが、
溶けやすいです。

乾雪は降り始めと同時に
すぐに地面を白く染めますが、
細かく軽いので風に飛ばされやすく、
大量には積もりにくいです。

しかし、一旦積もるとなかなか溶けません。

さらさらとした乾雪は、
雪合戦向きではありません。

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